2019/06/28

【体験談】ありきたりで商品販売に自信がなかった私が、実家のぶどうを沢山売れるようになった訳

 

この記事を書いている人 - WRITER -
田口 さやか
脱サラ女子として2015年に個人販売で起業。 インターネットを活用しのべ4万人以上の国内外のお客様に 商品を販売してきた販売実績を生かして 同じようにハンドメイドでビジネスをしていく方々を応援しています。 ご受講者様累計600名以上。 現在もネット販売のためのオンライン講座『売れるネットショップを構築するUSK講座』、海外・国内のネット販売セミナー・個人コンサルを実施中です。

つい先日、都内で海外販売スタートセミナーを開催したのですが、
ご参加の方からこんなことを言われました。

私の作品って、自分で作っていて言うのもなんですが、
なんだかありきたりなんですよね。

同じようなコンセプトの作品って、既製品でもたくさんあるし。
一応、デザインで差別化しようとは思っているんですが。

作家さん

個人の販売がこんなにも身近なものになったことで、
周りを見渡すと同じようなものを販売している人がいたり、
もう先を越されてしまったように感じてしまう・・

そんな思いを抱えていらっしゃる方は多いかもしれません。

そこで今日は、
ありきたりな商品でなかなか販売出来ずにいた私が、
初めて人に販売した時のドキドキを振り返りながら

ありきたりなものを売れるものにするための大事なポイントについて、
書いてみようと思います。

現在私は、国内外への個人販売と、実家のぶどうの販売、Airbnbの民泊など
個人ベースの販売を広範囲で行っているのですが、

実はどの販売も、出来る様になったのはここ数年の話で、

”ある事”をしていなかった時は、
上のどれ1つを取っても販売することが出来なかったんです。

というわけで今日は、私自身の経験から

ぶどうの販売数が0ゼロだった私が、
個人の販売だけで毎年200人以上の方に注文を頂けるようになるまでの経緯

ストーリー仕立てで書いてみようと思います。

宜しければお付き合い下さい^^

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売れるわけがないと思い込んでいた私の28年間

 

上でも少し書きましたが、
実はうちの実家は長野県でぶどう農家をしています。

私が物心ついた時からぶどうに囲まれている生活が普通で、

学校から帰ってきたら、ランドセルを降ろして向かう先は、
いつもおじいちゃんおばあちゃんがいるぶどう畑でした。

おやつはいつもぶどう畑でおせんべい。
遊びも、畑の土を掘って川を作ったりして毎回泥んこ遊び。
疲れたら畑にゴザを敷いてお昼寝。

そんな幼少期を過ごしてきました。

そして5、6月になると、ぶどうは”粒抜き”という
一房のぶどうの粒数を合わせる作業が忙しくなるのですが、

その頃になると毎晩、お風呂場にはおじいちゃんおばあちゃんの
作業着のポケットに入っていた粒抜きの青い粒が
いくつも床にコロコロと転がっているのが田口家の定番。


(⬆︎こういう小さい粒がポケットに大量に入るんです^^)

土日になると、親戚のおじさんおばさんが
畑の仕事を手伝いに何人も来てくれていて、

そしてお盆が過ぎれば当たり前のように、庭の選果場一面、
朝5時に収穫されたぶどうがずらっと広がり、
そこからふわっとぶどうの香りがしてきて・・。

そんなぶどうまみれで育ってきた私なのですが、
実は28年間ずっと、思い込んでいたことがあったんです。

それは、

うちのぶどうはありきたりだという思いでした。

(おじいちゃん、おばあちゃん、本当ごめんなさい)

その感覚があったせいで、
私は、ぶどう農家の孫でありながら
自分の家のぶどうを友達に勧めることすらできず、

まさか、今のようにFacebookを通じて毎年200人以上の、
こんなにたくさんの人に買って頂けるようになるなんて、
夢にも思っていませんでした。

昔から、”一ぶどう農家”として
農協に出荷して販売する
という方法はしていましたが、

誰かに個別に「さやかの家のぶどうを売って欲しい」
と言われたことはそれまでの28年間、一度もなかったわけです。

しかし思い返してみれば、

きっとこれは、私自身が
農協以外のルートでぶどうが売れるだなんて
これっぽっちも思っていなかったからなんですね。

それと同時に、

私個人が誰かに声をかけたところで、別に欲しいと思う人はいないだろうって、
そんな思い込みを持っていたからだと思います。

(や、やばい、持ち前の陰気っぷりがバレてしまう・・。)

「どうせ売れないだろう」という考えの源と、売れるキッカケ

 

私の28年間ごく当たり前ように抱いていた
”自分ちのぶどうはありきたり”だという思い込みを
抜け出すきっかけをくれたのは、
とある友達からの一言でした。

ねー、さやかのうちって長野だよね?実家何やってるの?

友達A

ぶどう作ってるんだ〜。うち、ぶどう農家なんだよね。
ぶどうの畑7つもあってさ。とりあえずめっちゃ田舎。

田口さやか

へ〜!そうなんだ!!さやかのうちのぶどう、食べてみたいなぁ。
実は私、ぶどう大好きなんだよね。

友達A

え、そうなんだ〜!じゃあ送ってあげる〜!

田口さやか

いやいや、もちろん買うよ。大切なぶどう、タダってわけにはいかないでしょ。

友達A

えっ、お金とかいらないよ。だって友達じゃん。だから気にしないで〜。

田口さやか

とんでもない!ぜひ買わせて!
っていうか、これからも多分毎年頼みたいし、あと親戚とかにも送りたいからさ。
さやかのうちなら安心だし、産地直送って最高じゃん!

友達A

え?買うの?(友達なのに?)
(そしてまだ食べてないのに毎年買うとかナゼ?)

田口さやか

友達からお金を頂くなんて、、いいのかなぁ・・・。

私にとって、この友達からの
「ぶどう買いたい」というオファーは、まさに晴天の霹靂でした。

だって、ぶどうなんて八百屋やスーパーに行ったら
いくらでも買えるじゃないですか。

なのに、なぜわざわざうちのぶどうを食べたい
(買いたい)って言ってくれたんだろう?
送料もかかるし・・。

当時、私はそれが不思議でたまりませんでした。

(ちなみに私自身、ぶどうを”買う”ということを一度もしたことがなかったので、
買ってまで食べるという感覚も分からなかったんですね。)

よくよく自分の過去を振り返ってみると、
1つ思い浮かんだのは、優しいおじいちゃんのいつもの口癖でした。

ぶどう食べたいっていう友達がいたらな、
じいちゃん、いくらでも送ってあげるからな!

うちのぶどうは甘くてうまいからなぁ〜!
なんてったって、売る程あるんだから何人だっていいぞ。ははは!

おじいちゃん

これは毎年、ぶどうの出荷時期になると
おじいちゃんが口癖のように言っていた言葉でした。

そして、そのおじいちゃんの気持ちにあやかって、

ねぇおじいちゃん、〇〇ちゃんがぶどう欲しいって〜!

田口さやか

よ〜し、分かった!すぐ送ってやるよ^^

おじいちゃん

(ちなみに、めちゃくちゃ嬉しそう)

こんなやり取りを毎年していました。

おじいちゃん、おばあちゃんは本当に優しくて、
思い返せば私が小学生の時も、
課外授業の一環としてクラス全員をぶどう畑に招待して
一人一房ずつぶどうを切ってもたせてあげたり

家に来た人にもぶどうをどっさり持たせてあげたりと
かなりウェルカムな人たち。

そんな環境の中で育ったこともあり、

・人様(友達)からお金を頂くなんて申し訳ない
・ぶどうはプレゼントするもの

という意識が、どこか定着していたように思います。

だけど、この友達Aちゃんからの「買いたい」という依頼を受けて、

・お金を出しても買いたい という人がいるということと、
・プレゼントではなく、気持ちよく食べるにはお金を頂くということもある意味大切なのだ

という事を初めて教えてもらったように思います。

その後に起こった意外な展開

 

その後、その友達からの噂を聞きつけた他の友人たちからも

ねぇ、Aから聞いたんだけど、さやかのうちでぶどう作ってるんだってね!
私たちも買いたいんだけど♪

友達B.C

そんな依頼を次々にもらうようになりました。

それまでは、
Aさんだけがぶどうマニアで珍しい存在なのかと思っていたのですが、
次々に「売って!」「私も買いたい!」というお声を頂くようになって、

ようやく少しずつ、
「私の感覚の方がずれているのかな?」
と思うようになりました。

まさに、

自分が当たり前だと思う感覚と、
お客さんにとっての当たり前だという感覚にギャップがある

そう感じた瞬間でした。

スーパーで売っているぶどうと、鮮度が全然違うんだよ!
ぶどう作ってるのに、気づいてないの?
こんなに濃い味のぶどう、初めて食べたよ。
友達にも宣伝しといたから!

友達A

Aさんから、こうした嬉しい言葉を興奮気味に聞いた時は、
聞きなれない喜びの声に最初は「お世辞かな?」と半信半疑だったのですが、
毎年前のめり気味で大量に買ってくれるAさんの姿を見て、

私自身が、いかに”周囲のぶどう事情”を知らなかったか、
という事を痛感したのを覚えています。

思えば、これが私が誰かへ個別に何かを販売した
一番最初の経験となりました。

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「どうせ売れない」を取り去るには

 

実家のぶどうを売るという、人生初の個人販売を通じて学んだことは、

  • 無料でプレゼントすることだけが、良いことではないということ。
  • お金を気持ちよく頂戴することが、相手にとっても気持ちの良い買い物になるということ。
  • 自分にとって、「ありきたり」と感じる身近なものであっても、
    他の人にとっては、「特別なもの」と感じるということ。
  • お金を得ることは、人を喜ばせることになるということ。

・・・・・

ぶっちゃけ、
学生時代は根っからのガリ勉野郎で、勉強ばかりしてきた私でしたが、
上のどれもが教科書に乗っておらず・・(汗)
これまで全く学んで(勉強して)こなかった事ばかりでした。

”感覚のズレ”・”当たり前”のズレが教えてくれたもの

うちのぶどうなんて、どうせ私が誰かに声をかけたところで売れないだろう。
だって、いくらでもぶどうなんて売ってるし。
うちのじゃなくてもいいだろうし。

そんな、
売れない理由を無意識に受け入れながら
過ごしてきた28年間でしたが、

そんな思い込みが徐々に溶けてきた頃から、
販売というものの捉え方が大きく変わっていったように思います。

「うちのぶどうが買いたい」って、言ってもらえるんだなぁ。(しみじみ)

田口さやか

嬉しさをかみしめつつ、友人Aとの些細な会話そのものが、まさに
私の人生を揺るがすほどの大きな気づきときっかけになりました。

その後、私は時々「なんでも売れる人ですよね」と言われたりするのですが、

気がつけば、海外へ布やシール、ハンコを売ったり、
国内でも、実家のぶどうをはじめ、自分の家を開放して民泊サービスを始めたり、
その他、オリジナルの教材販売なども出来るようになっていき、

現在は、セミナーやコンサルなどを通じて、
人様の作品やサービスの「売る」を手伝う仕事を
メインにさせてもらうまでになりました。

本当に、陰気な私に、個人販売の面白さと魅力に気づかせてくれた
Aさんと実家のぶどうには、感謝してもしきれない思いです。

「どうせ売れない」を拭い去るキッカケの作り方

 

今回過去を紐解いて書いてみましたが、

どうせ売れないだろう・誰も、お金を出してまで欲しくはないだろう。

そんな気持ちを拭い去り、
誰かに買ってもらうきっかけ作りの方法とは、

ズバリ

話してみること・伝えてみること

これに尽きるなと感じます。

私自身も、Aさんとの何気ない会話の中で
ぶどう農家をやっていることや、50年間ぶどう作りをし続けていること、
収穫した翌日に配送されることなどを伝える中で
ごく自然に”販売”が発生してしまった訳です。

「自分の作品なんて、ありきたりで自信がないです」

そう話してくれた今回のセミナー参加者さんも、
よくよく話を聞いてみると

自分が肌が弱くておしゃれに苦労してきたからこそ、
肌荒れを気にせず使える優しい素材のストールを作って販売したい

という、めちゃくちゃ素敵なストーリーを秘めていたんです。

自分にとって、ごく当たり前に感じていることも、
他人にとってはものすごく素敵に映ったり、特別なことだったりすることは
よくあることだと思います。

そのギャップにこそ、
商品の価値が生まれたりする
のですが、

こればっかりは、自分一人で考えても
なかなか気がつくことが出来ないんですよね。

これまで、色々なハンドメイド作家さんとお話させていただく中で、

自信がない・自分はまだまだだと思ってしまう・
他の似たような作品と大差ないと思ってしまう・・

作家さん

というご相談を頂くことがあるのですが、

「私の作品、ありきたりで・・」
と言っていた方が、

実は作品作りと、その未来の使い手さんにとんでもなく大きな情熱を注いでいたり、
作品作りに使う紐を、実は自分で一から染めるところから一年がかりで行っていたり、

それ、早く言ってよ!というような、

素敵な魅力がわんさか出てきて、
こちらが驚かされることばかりです。

一人で考えていても自分や自分の作品が持っている魅力に
気づきにくいからこそ、

まずは誰かに話してみること。

これが、
売れなかったものを売れるようにする
最初の一歩になるように思います。

作品だけでなく、
その背景には、お客さんの心を動かす大きなストーリーが
一人一人に隠れているからこそ
私のコンサルや販売の実践塾では、その部分を掘り起こして
一緒に”伝える伝え方”を考え実践して頂いているのですが、

自信がない・価値がない・差別化できない

そう言っていた方々が、目の輝きを変えて
自信を持って楽しく販売できるようになっていく姿を
これまでたくさん見てきました。

まとめ

今日は、自分自身のぶどう販売の経験を思い出しながら

売れなかったものを売れるようにするポイント
について書いてみました。

自分にとって価値があるかどうかではなくて、
人にとって価値があることがそのまま商品やサービスになる

ということ。

私自身はこれに気がつくまでに
28年間もかかったわけですが・・(汗)

個人のサービスや作品を販売したいという方へ、
私のぶどう販売の経験が、何か小さなヒントになれば嬉しく思います。

ちなみに・・、

田口家のぶどうの販売は、
毎年Facebook経由で販売のご案内をしています。
(ちゃっかり宣伝)

有難いことに毎年ご注文頂く方が増えており、
早々に売り切れてしまう品種もあるのですが、
良かったら8月頃、Facebookの投稿を覗いてみてくださいね🍇

 

最後までお読みいただき有難うございました。

何も売れなかった私が小さなネットショップでどんどん売れるようになって行くまでの私の起業ストーリーを書いています。
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田口 さやか
脱サラ女子として2015年に個人販売で起業。 インターネットを活用しのべ4万人以上の国内外のお客様に 商品を販売してきた販売実績を生かして 同じようにハンドメイドでビジネスをしていく方々を応援しています。 ご受講者様累計600名以上。 現在もネット販売のためのオンライン講座『売れるネットショップを構築するUSK講座』、海外・国内のネット販売セミナー・個人コンサルを実施中です。
 

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