2024/02/02

海外販売Etsyで売れない商品はコレだった!日本と外国の常識の差から売れる商品を見つけよう

 

この記事を書いている人 - WRITER -
田口 さやか
脱サラ女子として2015年に個人販売で起業。 インターネットを活用しのべ4万人以上の国内外のお客様に 商品を販売してきた販売実績を生かして 同じようにハンドメイドでビジネスをしていく方々を応援しています。 ご受講者様累計600名以上。 現在もネット販売のためのオンライン講座『売れるネットショップを構築するUSK講座』、海外・国内のネット販売セミナー・個人コンサルを実施中です。

*2023年11月、ついにEtsyの日本からの出店が再開しました!!
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私は海外向けにスタンプショップをはじめて3年以上になるのですが
今日、海外販売の大きなヒントとなる一つの発見がありました。

何かと言うと、
ある商品が、なぜ海外時販売であまり売れていなかったのか・・・、
その理由が判明したのです。

自分にとっての当たり前と他人にとっての当たり前が違うように

この認識のずれによって、日本では売れるのに海外ではウケない商品がある
ということを今日痛感したので、ブログに書いてみようと思います。

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海外にウケなかった商品とは

 

きっかけは、あるお客さんからのオーダー依頼メッセージでした。

私のショップではお客さんからのオーダーメイドのハンコなども受け付けているので
時々その相談のメールをもらったりします。

そして、今朝も起きたら海外から3件のメッセージが入っていたんですね。

その中の1通には、こんなリクエストがありました。↓

24hourのハンコを、12hourにしてくれませんか?

外人さん

これは、私のショップで売っている
こちらのハンコについてのお問い合わせでした。

1日のスケジュール管理をするための
5:00~24:00まで予定などを書き込めるタイプのハンコです。


ちなみにminneでも売っています。

お客さんは、これを”24時間から12時間にして欲しい”
ということだったんです。

だけどいまいちお客さんの意図がわからなかったので、
いろいろ質問をしてみると、
こんな返事が返ってきました。

午前中はいいんだけどさ、問題は午後ね!
その、16時とか21時とか書かれてても、それが一体何時のことなのか
分からなくてこんがらがっちゃうんだよね。

外人さん

(心の声)
・・・・・・・え?

小学生かよ・・!?

田口さやか

その人によると、20時イコール夜の8時であるという感覚がない というのです。

いや、待てよ。
PCの向こう側のこのお客さん、本当に小学生なのかも?

心の声

と疑いつつ、
戸惑いながらもメッセージのやり取りをして行くと、

驚愕の事実を今更ながら知ることに・・。

なんと、
アメリカでは、13時以降の表記の習慣がほとんどない
ということだったんです。

知らなかった・・・。

一応留学もしてたのに・・・(笑)

田口さやか

そういえば私、留学していた時に
友達4人分の旅行の飛行機チケットを予約してあげたことがあったんですが、
見事に午前と午後を間違えて
結局時間の変更ができずに、
飛行機代が2倍発生してしまった悲惨な事件 

というのを起こしたことがあるんですが、
もしかしたらこの表記のせいだったのかも・・・と、今更気がつきました。

確かに、アメリカってお店なんかでも
Open : 9−5
と書かれていたりしますよね。
(日本なら9:00~17:00のところ。)

みなさん、アメリカが12時間表記だって知ってました?
きっと、知らなかったのは私だけではないはず・・(汗)

習慣の違いを知ると売れる商品が変わる

 

今回、何気なくもらったリクエストでしたが、
24時間表記のこのハンコが海外であまり売れてない理由も
同時に解明することができました

さて、今回の場合は
12時間表記と24時間表記という習慣の違いでしたが、

自分が良かれと思って作った商品が案外不便を感じさせてしまっていたり、
もっとこうなら使いやすいのに・・
と思われたりすることは、

海外販売にかかわらず、国内販売であっても
案外たくさんあるんだろうなと感じます。

日本人のきめ細やかな気遣いが、商品力に反映されると可能性が広がる

 

海外のいろんなお客さんとやり取りする中で、

「日本のものは信頼しているよ」

「包装も丁寧だし、がっかりしたことがない」

海外販売をしていると、
こういった本当に嬉しいメッセージを頂くくことがありますが、
だからこそこの日本のクオリティーの良さにプラスして、

海外の習慣を観察して
外国の方が生活の中で使いやすい仕様に考慮した商品にしてあげる

というのが、
海外のお客さんの心をくすぐるものになるのかもしれません。
💡

例えば

・その国らしい人気の配色の提案
・ちょっと大きいサイズ
・心地の良い着丈の感覚の違い
・国ごとの気候

など、些細なことであってもリサーチすればするほど
お客さんにとっての常識を知ることができ、
海外の人にとって痒いところに手がとどくものになると思います。

だって考えてみれば、

クリスマスの重要性も、
子供部屋の広さも、
キッチンの広さも、
庭の使い方も、
車の扱い方も、
ホームパーティーの習慣も

1つ1つ見ていくと
やっぱり少しずつ日本とは違っていることばかりですよね。

だからこそ、

日本ならではのおもてなしの心を商品力に込めて、
”求められる商品”を作っていくことが重要なんだと感じました。

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まとめ

 

今日は、私の海外販売のちょっとした教訓を元に、
常識の違いを考慮した売れる商品作り
について書いてみました。

今回は日本と海外の間の常識の差を痛感したわけですが、

これは海外だけでなく、
国内であっても同じことが言えると思います。

結局、
お客さんが使う=他人が使うわけで、
やっぱり相手のことを見ないとうまくいかないな
と、販売の鉄則を感じた瞬間でもありました。

同時に、

この自分とお客さんとの間にある”差”を上手に埋めてあげることが、
居心地の良さを生み出すんだなと感じます。

お客さんがどんな人で、どんな風に使っているのか?

ぜひ気にかけながら、国内販売も国外販売も
あなたのハンドメイド商品の販売を楽しんでみてください。

何か参考になれば幸いです。

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