2019/06/17
ハンドメイド販売に自信がない…ものづくり作家さんが売れるために見直すべきたった1つの事とは!?
先日、ある作家さんとセッション(コンサル)を行っている中で
こんなことを言われました。
本業の仕事をやめてから、
仕事をしていた時間と同じくらいハンドメイド販売のことを考えるようになって、
試行錯誤をしています。
ハンドメイド作家さん
この方は、ご結婚を機にお仕事を辞められましたが
会社に属せずに自力で収入を得ることを目指して
ハンドメイド活動と販売をスタートされました。
さて、
ハンドメイド販売を目指す人は多いですが、
『何が何でも成し遂げたい〜〜!』
という人もいれば、
『できたら売ってみたいかも♪』
というくらいの感覚の人もいると思います。
ここの違いを眺めてみると、
同じ”ハンドメイド作品の販売”を目指していても
売れる人となかなか売れない人がいるのは、
商品力だけではなくて、
実はこういった”気持ちの強さ”というのが
ものすごく影響しているように感じます。
当然、すべての人がこれに当てはまるわけではないけれど、
気持ちというのは行動の端々に現れてくるものですから
この気持ちの差が、
商品力やノウハウ・知識以上に売れるかどうかを左右することは、
もはや疑いようのないものだと思うのです。
では、売れるための
”気持ち”とは、どの程度必要になるのでしょうか?
目次
気持ちの差がもたらす2つの未来
“知識やノウハウ以上に気持ち次第で成果が生まれる”
と書きましたが、
まさにそんな事を私自身も沢山経験してきました。
私は小さい頃CA(フライトアテンダント)に憧れていた事もあってか
”いつか海外に留学してみたいな”という気持ちをずっと持っていたのですが
その思いは学生時代に叶う事はありませんでした。
しかし社会人4年目の春、
突如として仕事を辞め、
留学のため一人アメリカに渡ることになりました。
”海外留学したい”
抱いていた想いは変わらないのに、
今まで何年間も叶わなかったものが、決断から1ヶ月程度で
あっさりと叶った瞬間でもありました。
大好きだった仕事までやめて。(笑)
思い返してみると、
やっぱり違いは”気持ちの大きさ”が大きかったのだと思います。
長年願っていた”いつか海外留学したいな・・”という夢は、
長年叶わなかったのではなくて、
実は、本気で叶えようとしていなかっただけなんだなと
今振り返ってみると自分自身のことが理解できます。
大きな行動を作れるのは、気持ちが本気モードの時
日々の通勤や家事など、
小さなやるべき仕事やタスクというのは
やるかどうか迷う余地がそもそもなかったりして
大きなパワーややる気を要しませんが、
・何か大きな事を成し遂げようとか、
・何かを自分次第で大きく変えようとか、
・何かを新しくスタートさせようと思う時は、
実は気持ちが本気モードのスイッチが入っていない以上
かなり難しいように思います。
無理やり気合いだけで乗り切ることは出来るかもしれませんが、
現実問題、
忙しさが勝ってしまったり
めんどくささが勝ってしまったり
目先の誘惑するものが勝手しまったり
睡魔が勝ってしまったり・・。
こんな風に、身の回りには
自分がやりたい事を邪魔してくる厄介なものばかり
が転がっていたりするわけです。
その”厄介なもの”や環境も、
自分が好き好んでそばに置いているケースが多いので、
ますます”本気モード”を妨げてしまう原因だったりしますよね。
さて、上では留学の例をあげてみましたが、
実はハンドメイドの作品販売も、
作家さんの気持ちの大きさがめちゃくちゃ影響しやすいという同じ側面があるように思います。
というのも、
留学に行くか行かないかが自分次第であるように、
ハンドメイド販売も多くの場合、
作るのも自分次第、売るのも自分次第だからです。
自分の決断に委ねられるからこそ、
その時の気持ちが大きく影響しているわけですよね。
そして気持ちが強いほどに、”やるべき事”や”知っておくべき事”、
あるいは今の自分の足りないところなんかが見えてきて、
1つ1つ課題を潰していくという行動が生まれるように思います。
私自身も、本気で留学をしようと決意した時は、
家族や同僚、先輩にかなり反対されていましたが
黙々と必要なものやホームステイ先を探したりしてました。
聞く耳を持たなくなっていたほど
ある意味”本気モード”だったからこそ、大きな決断ができたのかもしれません。
気がつけば日が明けるまで夜な夜な留学のことを調べていたり
会社にまで留学雑誌を持参して休憩時間に読んでいたりと、
知らないうちに行動をしてしまっていたように思います。
ハンドメイド販売でも同じ事が言えて、
例えば、
商品を出したけど売れなくて、
でも何をしたら良いのか分からなくて立ち止まっていては次の一手が出ませんが、
気持ちが強いほどに本気になるため頭が動き、
実は考えれば考える程、出来ることが見えてきたりします。
勿論、考えてすぐに最短距離のひらめきを得られるわけではありませんが、
考える時間を確保し、いい質問を自分自身に投げかけてあげれば
あぁ、こうしたらお客さんが来てくれるかもしれない💡
ハンドメイド作家さん
こういう工夫もお客さんが喜ぶことかもしれない💡
ハンドメイド作家さん
と、次々にアイデアが出てきたり、
自分は、どうしてこの作品を売りたいんだっけ?
ハンドメイド作家さん
と、原点を思い出す事で、原動力が蘇ってきたりしますよね。
ちなみに・・・、私は留学をする時も、
海外販売を始めた時も、国内販売をしている現在も、
私は専用の『アイデアノート』というものを作っています。
今振り返って読んでみると
「こんなくだらない事を考えていたのか」と笑ってしまう部分がある反面、
「こんなにも色々考えていたんだなー。」と、
自分でもびっくりするところもあったりしもします。
いずれにしても、考えることを習慣化するためにも、
専用のノートを作ることはかなりオススメですですよ(^_^)
小さな成功体験を積み重ねる
今回は、状況や結果を作る上で重要な”気持ちの強さ”について
留学を決意した時のことを交えながら書いてみましたが、
実は、留学したいという気持ちがいくら強くたって
緊張はしたし、不安も沢山ありました。
そして実際にうまくいかない事も沢山ありました。
(アメリカの空港に降り立ってすぐ、
流れてきた私のスーツケースがすでに壊れて閉まらなくなっていて、
スーツケースから大量の服が飛び出したまま流れてきた時は
この先大丈夫だろうか・・と思いやられました^^;)
だけど、
1回留学をして感じた事。
それは、
「私って一人で海外とか行けちゃうんだな。」
という事でした。
当たり前の何気ない事なのですが、
これが、ゆくゆく自分の自信になったり
自分を見る目が変わる第一歩になったように思います。
自信がないから本気になれないのなら、
いっそ、先に本気モードになってしまえばいい。
矛盾しているようですが、
やりたきゃやるしかないんですよね。
自信がついてからやろうと思ってもやらない限り自信はつきませんし、
本気で打ち込めば自信は後から付いてくるように思います。
『自分の商品が売れる』を体感すると変わることとは?
私は、たくさんの人が
「自分の生み出したものが売れる」
という体験が出来たら楽しいだろうなと思っています。
そんな事を偉そうに言っている私ですが、
以前は「自分が生み出したものなんて、売れるわけがない」
と思っているような人間でした。
だけど、今まで販売なんてしたことがなかった自分でも、
インターネットを通じて場所に制限されることなく
自分のスキルや商品を誰かに提供できる時代です。
「あ、私の商品て売れるんだ。」
そんな驚きにも似た感動を一度でも味わう事ができたら、
世の中を見る目も変わるように思いますし、
何よりあなたが、あなた自身を見る目が変わるように思います。
あっ。自分の商品て売れるんだ。
自分てこういう価値を生み出せる人間なのか!
作家さん
この感覚を得た後に待っているのは
金銭的な収入だけではなく、
やりがいだったり自分の事を認めてあげられることだったり、
大げさなことを言えば、
こういうじわーんと広がるような
自分を見直してあげられるあったかい感覚が、一番の醍醐味なのかもしれません。
まとめ
今日は、状況を変えるために必要な”気持ちの大きさ”にフォーカスしながら
「売れる」を体験した後に得られる、意外な内側の恩恵について
書いてみました。
ぜひ、作品販売を、
自己表現の場として、
そして他者に価値を与える場として、
さらに、そういう自分になるための練習の場として活用しながら
豊かなライフワークにしていってもらえたらと思います。
私自身も色々な作家の方々と関わらせていただく中で、
これからも一緒に楽しいことを起こしていきたいなと思っています。
最後までお読みいただき有り難うございました。
P.S.
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宜しければ読んでみて下さい^^
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