2024/06/14

【2024年】海外販売にオススメ!国際郵便3つの発送方法【Etsyでの販売歴10年が解説!】

 

この記事を書いている人 - WRITER -
田口 さやか
脱サラ女子として2015年に個人販売で起業。 インターネットを活用しのべ4万人以上の国内外のお客様に 商品を販売してきた販売実績を生かして 同じようにハンドメイドでビジネスをしていく方々を応援しています。 ご受講者様累計600名以上。 現在もネット販売のためのオンライン講座『売れるネットショップを構築するUSK講座』、海外・国内のネット販売セミナー・個人コンサルを実施中です。

こんにちは。

ハンドメイドアクセサリーや小物雑貨などを海外向けに販売してみたい方へ

『海外に販売してみたいけど、発送方法ってどれを選べば良いの?
どんな配送の種類があるの?自分に合った送り方を知りたい。』

と考えていませんか?

本記事では、下記の事をご紹介しています。

1個人での海外販売に適した3つの発送方法
2あなたの状況に合った発送方法の選び方
3郵便局に持っていく前のそれぞれの準備方法

私自身は現在、海外販売歴10年で、
海外向けハンドメイドネットショップEtsy(エッツィー)にて
これまでに、個人で15000回以上の個人発送をしてきました。

そこで今回は、
実体験から感じるハンドメイド作家さんにオススメな
『2024年版!』3つの海外発送方法をご紹介します💡

作品サイズや販売状況に合った発送方法を解説していきますので、
あなたの販売に合う方法を見つけてみてください^^♪

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個人の海外販売に適した3つの発送方法(アクセサリー・小物雑貨など)

 

こちらは全て郵便局で完結します(^_^)

■ ハンドメイド雑貨の海外発送オススメ3つ

  • 1、EMS
  • 2、小型包装物
  • 3、小型包装物(書留付き)
  • ✖️国際eパケット 2023年9月で廃止
  • △国際eパケットライト SAL便のため2023年6月から中止

後ほど解説していきますが、これらの違いは
ざっくり言えば送料・到着までのスピード・保証・安全性の違いになります。

それでは、1つずつみていきましょう。

① EMS


一番早く、確実に届くのがこのEMS(イーエムエス)という発送方法です
国際郵便で一番メジャーな郵送方法ので
聞いたことがある方や、活用したことがある方も多いかもしれません。

■ EMSの特徴

・到着が早い 大体3~7日前後で到着
・保証がある 無料でも最大2万円までの保証がつきます。
・追跡ができる
・30kgまで送れる
・0g〜500gまで同額 (それ以降、100gごとに送料が上がる)
・価格が一番高い
・切手を貼ってもOK

EMSは、送り先にもよりますが大体7日ほどで到着することが多いです。

ちなみに先日シンガポールにEMSで商品を発送したら
2日後には届いていました。

田口さやか

EMSのメリットは、なんと言っても安全面の保証の高さと到着日数の短さ!
また、ハンドメイドサイトEtsyでは、
EMSの追跡番号を入れれば直接郵便局のサイトに飛べるので簡単に配送状況が分かります。
しかしネックとなるのが送料の高さです。

アジアだと最安でも1450円、
ヨーロッパやオーストラリアで3150円、
アメリカだと3900円かかります。
(特別追加料金が2022年6月から導入された金額)

そこで、まとめるとこんな方におすすめです。

EMSがオススメの場合

*一点ものの商品を発送する場合(紛失・破損を避ける)
*高額商品を送る場合
*お客様がEMSを選択した場合(Etsyでは配送方法を複数設定できます)
*初めて海外発送に挑戦する場合

②小型包装物

小型包装物は、2kg以下の軽量の荷物を
追跡なし最安で、大量に送る場合などに使いやすい発送方法です。

私自身は、この小型包装物という送り方で商品を送ることが多いです。

田口さやか

■ 小型包装物の特徴

・EMSより安価
・追跡・書留がない
・航空便でもSAL便でも選択可能(SALの方が安いが2024年6現在SAL便はまだ停止中)
・切手を貼って、ポスト投函OK

特徴にもあるように、メリットはなんと言ってもその安さ。
一方、追跡ができないのが小型包装物のウィークポイントです。
追跡不可ですが、アクセサリーなど、100g以内の梱包物は
ヨーロッパまで510円、アメリカまでなら830円で発送することができます。

海外発送というと=高いというイメージがありますが、
そんな概念をくつがえしてくれる小型包装物という配送方法。

小型包装物はこんな方におすすめです。⬇︎

小型包装物がオススメの場合

*注文件数が多く、発送頻度が高い
*2kg以内の軽量な商品を送る
*量産できる商品の配送(万が一紛失した時を考えて、再送できる物)

ちなみに”小型包装物”は商品などものを送ることに特化した送り方なのですが、
私がこの配送方法を知ったのは海外販売を初めて2年後で、それまでは
高額な普通の”国際の普通郵便”で送っていました・・(汗)

郵便局で「海外に送りたいんですけど」という感じで持っていってしまうと、
小型包装物ではなく普通の”普通郵便”で処理されてしまう場合があるので、必ず「小型包装物でお願いします!」と伝えることがポイントです。

ただし小型包装物では信書(手紙)の同封は不可となるので注意してみて下さい。

田口さやか

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③小型包装物の”書留付き”

小型包装物で送りたいけど、配送中の紛失が心配・・!という方にはオプションで書留(460円)をつけることができます。

追跡機能に関しては国ごとに機能していたりしなかったりするので追跡は期待しない方が良いですが、少しでも安く安心して送りたい時に使いやすい発送方法です。

■ 小型包装物(書留付き)の特徴

・EMSより安価
・書留は船便で送る際にはつけられません
・航空便でもSAL便でも選択可能(SALは2024年6月現在停止中)

書留をつけるには、国際郵便マイページサービスで発送方法を選択する際に、『書留付き』を選べばOKです!

<廃止>国際eパケット

*現在国際eパケットは2023年9月30日で廃止となりました!

国際eパケットは、EMSより安価で書留がつく航空便扱いの送り方で、
こちらは基本的に郵便局の専用ページから事前に登録をする必要があります
多くの方が活用している印象です。

”eパケット”というだけあって、
自宅などでラベル一式を自分で出力することで
国際書留付き航空小型包装物の料金が窓口よりも少し割安となるサービスです。

別途、国際eパケットライトという配送方法もありますが下で解説しますね。

■ 国際eパケットの特徴

・EMSより安価
・追跡・書留が可能 ただし国によっては追跡不可な地域も
・保証が6000円までつく

カナダやオーストラリアでは
国際eパケットの追跡番号が反映されず曖昧な場合がありますので注意が必要です。

紛失・破損時は保証が6000円までつくようになっていますが
以前紛失した際、調査に1ヶ月以上かかった上に
結局相手国とのやり取りの中で、「調査不可でした」というような形になって
保証もされなかった・・という経験もありました(涙)

田口さやか

EMSほどの手厚い保証は期待しない方が無難です。
とはいえ書留があるので、途中で紛失・盗難にあう可能性は
そこまで高くないですね。

というわけで、
国際eパケットはこんな人におすすめ

国際eパケットがオススメの場合

*一点ものではない、一般的なネットショップでの発送
*安価に送りたいが追跡番号が欲しい場合
*比較的早く商品を送りたい場合

<停止中>国際eパケットライト

*現在国際eパケットライトは廃止の対象ではありませんが、SAL便扱いのため、2023年6月から中断しています。

国際eパケットライトは、
”ライト”というだけあって、国際eパケットよりも安く送る方法です。
国際eパケットと比較をすると分かりやすいので
表にまとめました。⬇︎

*SAL便扱い とは配送日数が短い順で航空便>SAL便>船便 となります。

SAL便は、日本から相手国までは飛行機でいきますが、
相手国内では”船便扱い”になるので
陸路での配送に時間がかかる場合があります。

また、SAL便の場合は飛行機に載せてもらえるのですが
航空便(Air mail)ものが優先になります。
飛行機の積載量の関係によっては、後回しになることも。
こういった細かいことも、配送に数日の誤差をうむ要因になるようです。

ということで、国際eパケットライトがオススメなのはこんな場合です。⬇︎

国際eパケットライトがオススメの場合

*追跡可能の中で最安で送りたい
*何件も大量に送る
*2〜3週間かかってもいい(SAL便)

それぞれ郵便局に出す前の準備

事前準備しておくことでとてもスムーズになります
のでそれについて解説していきます。

国際発送の事前準備と発送の流れ

現在、国際郵便をで物品(書類も含め)を送る際には、

『国際郵便マイページサービス』というサイトにアクセスし、そこで相手先の住所や氏名などを入力し
ゆうプリタッチという機械でラベルを出力し荷物に貼り付ける流れです。

国際郵便マイページサービス

こちらで、EMSや小型包装物、その書留など発送方法を選ぶことができます◎
Etsyでの発送手順に関してはまた解説します!

 

海外発送の状況について⬇︎

トラブル対処法とメンタル面について⬇︎

まとめ

 

今回は、ハンドメイドアクセサリーや小物雑貨などを海外向けに販売してみたい方へ
オススメの海外発送方法を3つ、絞って解説してきました。
あくまでも私の体験談をご紹介した形ですので、
到着日数などはこの限りではありませんのでご了承ください。

発送物の重さ・販売の状況・商品の希少性・安全性などを考慮しながら
あなたに合った海外販売の形を見つけてみて下さいね♪

自分の作品が海外のお客さんの手に渡って喜ばれるって、
とても夢がありますよね。

私自身もETSYというサイトで
オリジナル作品の販売をしていますが本当に楽しいです。
海外販売がもっと身近になりますように♪

参考になれば幸いです。

Etsyスタート講座はこちら
https://school.foryournewstory.com/p/etsy

最後までお読みいただきありがとうございました。

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脱サラ女子として2015年に個人販売で起業。 インターネットを活用しのべ4万人以上の国内外のお客様に 商品を販売してきた販売実績を生かして 同じようにハンドメイドでビジネスをしていく方々を応援しています。 ご受講者様累計600名以上。 現在もネット販売のためのオンライン講座『売れるネットショップを構築するUSK講座』、海外・国内のネット販売セミナー・個人コンサルを実施中です。
 

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