2019/09/05
ハンドメイド作家さん必見!1つの注文から次の注文を生み出すスムーズな方法
こんにちは。田口さやかです。
突然ですが、私には仕事をする上で1つ大切にしている
モットーがあります。
それは、
”自分の経験を価値に変えて提供する”
ということです。
”自分の経験を価値に変える”
というのは、一見すると意味がよくわからないかもしれませんが、
実は、コンサルティングの仕事のような教える仕事だけに限らず、
ハンドメイドなどの作品販売でも共通するものだと思います。
”自分の経験を価値に変える”というのは
自分が今まで学んできたことを活用して、
自分らしい価値を生み出し、それを使って仕事をする
ということとほぼイコールなのですが、
私自身、これまで
作品販売・オンライン講座の運営・実践塾
などでも、この考え方を毎回応用してきました。
そして、今までやってきて感じたことがあります。
それは、
”経験を価値に変えて仕事にするには、
単に経験値を増やすだけではなく、ある1つのコツがあるかもしれない”
ということです。
そこで今日は、
自分の経験を価値に変えていくために
押さえるべきつ仕事づくりのコツ
について、
私自身の経験を踏まえて少し書いてみようと思います。
個人で仕事を作りたい方や、
個人で作品販売をしたいハンドメイド作家さんなどに
参考にしていただければ幸いです。
作品作り=仕事ではない
私が個人で活動をし始めたのは2014年になりますが
その時というのは、
良い作品を作ることだけに精一杯になっていたように思います。
それまで一人の会社員としてお給料をもらう以外、
収入の得方がわからなかったので
当然といえば当然なのですが、
良いものさえ作っていれば
お客さんは(なぜだか勝手に気が付いて)閲覧してくれて、
(なぜだか勝手に誰かが紹介してくれて)
自然に拡散して売れていくんじゃないか・・
田口さやか
そんな淡い期待を抱いていました。
・ネットの中で商品が売れるってどういう順序を踏むのか?
・そのために何をやらなければいけないのか?
なんてことは全くわからなかったので、
提供するものを作ることこそが、仕事の9割をしめるような感覚で、
集客に関しては完全にお客さん任せの感覚だったわけです。
職人たるもの、良いものを作ることだけに集中すべしだよね。
そんな風に思って頑張っていたのですが、
それだけではなかなかうまくいかなかったのが現実でした。
次の仕事を作るための仕事の仕方
そんな、ビジネスの”ビ”の字もわからないまま
前途多難なスタートを切った私ですが、
後から考えると、
経験を価値に変えて仕事を生み出していくには
ある1つの感覚がものすごく重要だったように思います。
それこそが、
”循環を作る”という考え方。
この循環を作るという考え方が、
自分の経験を生かした仕事づくりでは重要なのだ
ということに気がつきました。
循環とはどういうことかというと、
自分がやった仕事が次の集客をする
という意識です。
自分がやった仕事を単発で終了させるのではなく、
それを形を変えてアウトプットして
自分が提供できる価値を知ってもらう。
そしてそんなアウトプットを通じて、
また信頼を作り、新しいお客さんと出会う。
こういう感覚がとても重要なのだとわかりました。
なぜなら、それまでの私は、
ネット販売の中でポツリポツリと単発的な注文がくるくらいだったのですが、
回数を重ねてくる中で、
偶発的な単発注文だけをこなしていても
販売が不安定だということに気が付いたからです。
そこで、
循環を生み出すショップ
ということを意識しながらショップ運営をするようになっていきました。
この感覚がなかったら、ショップを軌道に乗せるということは
もしかすると今でも難しかったかもしれません。
仕事の循環を起こすための考え方
“循環を起こす”ということを意識せずとも、
同じような形で集客や販売を実践している方もかなり多いと思いますが
私自身、仕事の循環を考慮する上でとても大事だったのが
仕事時間を2つに分けて考えるということでした。
それは何かと言うと、
注文前の時間
注文後の時間
この2つです。
こう書くとかなり当たり前のように思うのですが^^;、
以前の私は、目の前の業務に意識を取られ、
自分が今こなしていることが、どんな業務に位置するのかなんて
あまり考えていませんでした。
そして同時に、注文がきた後の作業が次の集客に関わるなんていうのも、
全く思ってなかったのです。
だけど、
仕事に”循環”という考え方を持ってくると、
注文前の時間
注文後の時間
という2つに分けることと同時に、
両方ともそれぞれに充実させるという意識と
それぞれの時間をリンクさせる意識が
かなり大事だなということがわかりました。
だからこそ、良い作品を持っている(制作の時間)だけでは
仕事にならなかったのだと痛感したわけです・・汗
注文前の時間と注文後の時間とは
注文前の時間というのは
自分の価値やできることを知ってもらうにはどうしたら良いかと
考え、実践する時間のことです。
そして、注文後の時間というのは
自分の価値をまさに提供するための時間です。
作品販売だったら、制作をしたりお客様対応したりする時間に当たるし
教える仕事だったら、コンサルしている瞬間やその準備、
生徒さんに話している時間そのものになります。
このどちらの時間とも重要で
網羅すべき内容なのですが、
一番労力を費やすべきは、
『価値を提供している時間』
これだと感じています。
ここを一生懸命やればやるほど、無理のない集客が可能になり
お客さんが待っていてくれるという状態を作れたりと、
次の仕事を生み出すのがスムーズになるように思うのです。
言われてみれば当たり前なのですが、
ついつい私たちは
集客はどうしようか?
価格はどうしたら良いか?
どこで販売しようか?
という、次なるお客さんと出会うためのことに意識が行ってしまい、
今の注文が次の注文を生み出す最大の鍵だということを
忘れがちになってしまうのかもしれません。
まとめ
今日は、仕事に”循環”という感覚を持つことで
次の仕事を生み出す
ということについて、
注文前の時間・注文後の時間と期間を区切って
考えながら書いてみました。
自分のやったことを使って次のオーダーを頂く
こんな流れるような循環を意識することは
イコール、自分のどの仕事も無駄にしない働き方
とも言えるかもしれません。
そして、1つの仕事や物事が単発で終わらないようにする
というのは、これからの働き方で1つ重要になってくるようにも感じています。
”自分の経験を価値に変える”
という私の理念には上限や終わりはありませんが、
私自身も、そんな流れを感じながら
気持ちよく全力で、経験を価値に変えて提供し続けていきたいと思います。
個人でビジネスをしようとするとどうしても
セールス・集客・お客様対応などいろんな部分を一人でやる必要があって、
それぞれに得意不得意の分野があったりしますが、
”自分の経験を価値に変える”という、仕事の醍醐味を
多くの方と味わっていきたいと思います^^
何か参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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