2024/09/09

【ハンドメイド販売】同じような作品が既に販売されてたらどうしたらいい!?作家ができるファン化の秘訣はココ!

 

この記事を書いている人 - WRITER -
田口 さやか
脱サラ女子として2015年に個人販売で起業。 インターネットを活用しのべ4万人以上の国内外のお客様に 商品を販売してきた販売実績を生かして 同じようにハンドメイドでビジネスをしていく方々を応援しています。 ご受講者様累計600名以上。 現在もネット販売のためのオンライン講座『売れるネットショップを構築するUSK講座』、海外・国内のネット販売セミナー・個人コンサルを実施中です。

こんにちは。田口さやかです。
今日は、これから海外販売をスタートされるハンドメイド作家さんとのコンサルを開催しました。

今回お話しさせていただいた作家さんは、
すでに国内での販売や国内向けに別ジャンルのECサイトを運営されていたり輸入系のビジネスはご経験がおありの方で、

今回新しく、
海外向けのハンドメイドサイト「Etsy」での作品販売をスタートされたい
ということで、私の海外販売スタート講座にもご参加頂いた方です。

日本文化に興味のある海外の方は年々増えてきているので、
これからの作品販売がとても楽しみです♪

今回のコンサルでは、
これからスタートする海外向けハンドメイド販売の中で、

*持っているスキルをどういった商品として出すか?
*すでに存在している類似ショップとどのように差別化をはかっていったら良いか?
*知名度の低いジャンルの販売の進めかた

などをご相談いただき、アドバイスさせて頂きました。

今回は、
話題に上がった”ショップの差別化”について、

『作品販売でファン化を生み出す方法』
について少し書いてみようと思います。

現在手作り作品の販売をされている方がいたら
参考にしてみてくださいね!

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■ 自分と類似のショップがある時に感じること

『差別化』という言葉がありますが、
自分がいざ作品販売を始めようと思ってサイトを覗いた時、

「あ、もう誰か同じようなものを販売してる・・!」

作家さん

という経験をされたことがある方は多いのではないでしょうか。

「すごく似ているし、自分より安いなぁ」

「もう何年も前から販売していてファンもいるみたい」

「今更、自分がスタートしても必要ないんじゃないか・・」

作家さん

と、なんとなく
もうそのジャンルやその商品はパイが取られてしまっているというか、

お客様の需要はすでに既存のショップさんが担っているから
自分の出る幕はないんじゃないか。。
もっと新しい、違ったものを販売した方がいいんじゃないか・・

って考えてしまったりすると思うのですが、

実は
自分が作っている商品と似たようなものを販売しているショップがあってそのショップがよく売れている
ということは、

自分にとってもとても大きなチャンスがそこにはある

という証でもあります◎

すでに自分より先に始められちゃっている・・
というよりは、一見ショックだったり諦めたくなっちゃったりするのですが、

捉え方によっては、

・販売のヒントがたくさん得られたり、
・自分のためにそのジャンルのお客さんたちを楽しませてくれてた
・そのジャンルを盛り上げておいてくれてた
・そのジャンルのニーズを汲んでくれていた

というふうに考えることもできます。

車業界で言えば、
フォードがいたからこそ今の日産やトヨタがある、みたいな感じです^^

また、

「こんなにこのショップさんが売れているなら自分が出る幕はない・・」

ではなく、

こんなにこのジャンルが売れているなら、みんなもっと他の作品も待ち望んでいるってことだよね。

私のセンスで作品を出したら、このジャンルに集まるお客さんは皆んなもっと喜ぶだろうなぁ!

待っててちょ

作家さん

という形で捉えていくのがおすすめです。

洋服屋さんでもそうですが、

いくらユニクロがすごく人気で、世界中に何店舗もあるとしても、
「ユニクロが大きなシェアを占めちゃっているからもう自分の洋服屋は用無しだよね・・」

って思わないですよね。

ユニクロにニーズがあるということは、
こういったシンプルで自然体なスタイルを望んでいる人が多いってことだな。

じゃあ、自分のセンスを活かして
この客層が喜ぶようなアパレルを作ったら
ユニクロが好きだった方の中からも

「待ってました!」「嬉しい!」って言ってくれる人が現れるかもしれない。

と、そんなふうに考えていくと
類似商品のショップさんがすでに先にあったとしても
自分は自分で、作品に自信を持って販売できるように思います。

■ ハンドメイド作家さんが差別化する時の強みとは?

さて、

ハンドメイドの中では、〇〇協会や〇〇資格などがあり
似たような作品を作っている方々が多く見られたりするのですが、

この中で、じゃあどのように差別化したらいいんだろう??

作家さん

と、悩むこともあるかもしれません。

差別化の方法としては、

✔︎雰囲気
✔︎商品やカラーのスタイル
✔︎価格帯(高級志向など)
✔︎客層

など、さまざまな角度から差別化することができるかと思うのですが、
もう1つ、その作家さんにしかできない差別化の方法があるように思います。

それは、
『作家と顧客との間の関係づくり』

です。

特にハンドメイド販売というのは、他の既製品の販売と違って

・作家本人から直接購入できる、
・作り手さんとコミュニケーションが取れる
・作り手さんにオーダーができる
・自分だけのために時間を作って作品を作ってもらえる

など、お買い物にとても『特別感』を感じてもらいやすいという特性がありますよね。
いわば、提供者側のやり方次第でファン化しやすく応援されやすいスタイルなのです。

■ 人気ショップが自然とやっていること

実は、人気のハンドメイドショップを拝見すると、あることに気がつきました。

それは、
『お客さんとのコミュケーション(扱い方)が上手いなぁ』

ということです。

SNSを、単なる宣伝として使うのではなくてコミュニケーションツールとして活用することで
差別化やファン化を上手にされている方がとても多かったりします。

考えてみると、
新規のお客さんが最初の1つ目を購入する時というのは、

「たまたまネットショップの中で目に入ったから。」
「必要だったから。」

みたいなあっさり理由で購入するケースが多いのですが、
そこからどんどんそのショップや作家さんのファンになるにつれて・・・

「新作が出たら絶対買いたい!」
「〇〇さんから買いたい!」
「〇〇さんの作品を身に付けたい」

ねこ

というふうに、世界観を共有すること自体に価値を見出してくれたりすることがあります。

あるいは、
「このショップの作品は安心して使える」
とかもその1つです。

だからこそ、

一度買ってくれたお客様にそのまま去られてしまわずに
もっと好きになってもらう・ファン化してもらう・リピートしてもらうということがすごく重要なのですが、

では、どのようなことをしたらファンになってもらえるのでしょうか・・。?

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■ 顧客のもう一歩先にある『願い』を叶えにいく

どのようなことをしたらファンになってもらえるか・・?

そのファン化・リピート購入を作る時の秘訣は、

顧客が作品を手にした時に感じている、もう一歩先にある『願い』を叶えにいく
という意識だと感じています。

例えば、

コーヒーカップを販売しているとしたら、
このコーヒーカップを手にした後、お客さんはその先に何を求めているのか?
を考え、そこを満たしていくようなサービスや工夫をする

そんな感じです。

例えば、

このコーヒーカップを手にした後、
お客さんは落ち着いた空間で最高に美味しいコーヒーをいれて味わって楽しみたい。
お気に入りのコップが割れることなく長く愛用したい

という願いがあるとしたら、

自分はコーヒーカップの陶芸家なんだけど、

・ブランドコーヒーのおすすめ情報をお伝えしてあげるのもいいかもしれないですし
・上手なコーヒーの淹れかたやお湯の温度なんかもあえて指定してあげる
・「割れにくいコップづくり、10年間のこだわり」をお伝えする

などの工夫をすると、
一目を置いてくれたり安心感を感じたり、
コーヒータイムも一層特別な時間として楽しんでもらえるかもしれません。

これと同様に、
例えばハンドメイドキットの販売とかでも

ハンドメイドキットを販売するのであれば、
「作るのが楽しい!」と思っている方がターゲットになるわけですが、

作るのが楽しい方へ、
商品(キット提供)以外で何をしてあげられたらより一層満足度の高い購入体験になるか?

ということを考えていくのがコツです。

そうすると例えば、、

作るのが楽しい!
そしてその後は、

→ 実際に作った作品を披露する場が欲しい
→ 作る仲間が欲しい
→ もっと難易度の高いキットに挑戦したい
→ こどもと一緒に楽しめる難易度の低いものが欲しい
→ 作り方のコツをこの作家さんから教わりたい

ねこ

など、キットを楽しむ中でこのような願望を感じてくるかもしれません。

こんなふうに、
商品を求めている人が(買ってくれた人が)
商品を手にした後に何があったらもっと喜びそうか?

ということに気持ちをフォーカスし、
ショップや商品づくりと並行して、作ったらいいサービスや用意したら喜ばれるSNS媒体なんかを整えていきます。

そして、このような要望にシンプルに応えるだけで、次なる販売にスムーズにつながりやすくごく自然にファン化が起こるように思います。

だからこそ、それを叶えるためにも『お客様とコミュニケーションを取る』というのが大きな鍵になるわけですね。

まとめ

今回の作家さんとのコンサルでは、

この作家さんが作られている商品から、
どのような流れを作っていったら顧客の満足度を上げたりファン化・差別化ができるか?

についても具体的にお話しさせて頂きました。

「ショップで購入されること」を、ゴールではなく
あなたのブランドへの入り口と捉えて、ぜひファン化・リピート購入を見据えた発展性のある楽しい作品販売をしてみてくださいね♪

今回は、ハンドメイド作家さんとの個別コンサルレポートをお送りしました!

何か参考になれば幸いです。

田口さやか

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田口 さやか
脱サラ女子として2015年に個人販売で起業。 インターネットを活用しのべ4万人以上の国内外のお客様に 商品を販売してきた販売実績を生かして 同じようにハンドメイドでビジネスをしていく方々を応援しています。 ご受講者様累計600名以上。 現在もネット販売のためのオンライン講座『売れるネットショップを構築するUSK講座』、海外・国内のネット販売セミナー・個人コンサルを実施中です。
 

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