2019/06/17
私なんかが発信していいのかな?ネット発信が怖いと感じていた私が変わった理由
こんにちは。田口さやかです。
今日、私が主催している
ハンドメイドのネット販売のオンライン講座を
ご受講頂いている方から
こんなメールをいただきました。
私、インスタに自分の作品をアップしようと思ってもどうしても
「私なんかが・・・」が発動してしまいます・・
作家さん
メッセージを頂いた時、
この一文に、
ネット販売を難しくさせている大きな理由が
隠されているなと感じました。
・売り上げアップの方法! とか、
・売れるサイトはココ! とかを学んでも結局うまくいかないのは、
自分の中の、”ある部分”を無意識に見ないようにしているから
なのかもしれません。
今日はこの”ある部分”から、
打開策を掘り下げてみようと思います。
目次
誰でも最初は「私なんかが・・」から始まる
このメッセージを下さった方は、
実は数ヶ月前、高速バスで3時間もかけて、
私に会いにきて下さった方なんです。
ものすごい行動力と、熱意!
そして、その後オンライン講座の受講をスタートされてから
講座を通して私に送って来られるメッセージの内容からも、
いつも ”お客さんにとって” という視点から、
商品やご自身のハンドメイド販売を考えていらっしゃる
とても温かい作家さんなんです。
さらに、
会いに来られてから間も無くして
「ネットショップで売れました!」
作家さん
とご報告を頂き、その後オーダーメイド制作の依頼も舞い込んだりと、
着実に嬉しい変化を起こされているのですが、
それでも、心のどこかに
「私なんかが・・」 という思いがある事を、
今回打ち明けて下さいました。
「私なんかが、いいのだろうか?」
この気持ちって、一旦消えてしまうと
当時の心境を思い出すのも難しいくらい
本当にスーッと消えていく感情なのですが、
「いいのかなぁ・・?」と不安でいる時というのは
この感情があるがゆえに
いろんなアクションに壁を感じ、
行動を妨げてしまう厄介ものだと思います。
そして、
”ネット発信”も、まさにその抵抗を感じる1つだと思うのですね。
発信している人は特別な人、売っている人は特別な人に見える
私自身のことを振り返ってみても、
インターネット販売やSNSの活用を全くしていなかった時というのは、
何かを発信している
ということ自体がとても特別に感じていました。
ちょっと懐かしいですが、
私が大学生から社会人になりたての時というのは、
ちょうどmixi(ミクシィ)が流行っていた時期でした。
当時私はもっぱら見る専門。
どこの誰が見るかも分からないインターネット上に、
自分の日記や写真なんか出せるわけがない。
田口さやか
今でこそこうしてブログを書いていますが、
当時の私にとって、ネット発信に対する抵抗は大きく、
自分がするだなんて全く考えられない事でした。
そして、
発信している人は、きっとすごい人なんだ。
特別な選ばれた人なんだ。
そんな風に、どこか自分とは違う世界の人なんだと
思っていたように思います。
無意識に思い込みを強くする環境
思い返せば、
私はインターネットにこういうイメージを持っていました。
・インターネットは怖い
・インターネットは危ない
きっと、ネット上で発信したいな・販売してみたいな
と思っている方の中にも、
こういう感情を持っている方は、実は多いんじゃないかなと思います。
そして、
そこにさらに拍車を書ける存在。
それが、家族や周囲の人だったりしませんか^^
事実、私もドキドキしながらネット発信を始めた頃に
「顔なんてして大丈夫なの?危ないよ!」
と親戚から心配された事もありましたし、
私のクライアントさんでも、
「ネット販売はクレームが大変だよ〜」と言われた一言によって
ずっとネット販売を封印してきたという方もいらっしゃいます。
(その方はつい先日、8年越しに晴れてネットショップをオープンされました♪)
ネット発信への恐怖や抵抗が外れた瞬間
私にとって
ネット発信への恐怖や抵抗が外れた瞬間。
それは、
ネット発信を当たり前のようにやっている人たちに囲まれるような
環境に身を置いた時でした。
「ネット発信が怖くない理由」を
その人たちに具体的に質問した事はなかったですが、
そんな事を質問してわざわざ回答をもらう必要は全くありませんでした。
というのも、彼らの会話の内容というのは
「どうやってできるだけ多くの人に自分の存在を知ってもらうか?」
という事だったり、
「どうやって、自分を必要とする人に見つけてもらうか?」
という事だったり、
「どうやって、ネット上で自分の価値を表現し、客さんを喜ばせるか?」
という、
そんなところをベースにした会話が繰り広げられていたんですね。
まさに、自分の思い込みが外れた瞬間でした。
怖い怖くないではなく、人に何かを提供するために使うなんて・・
そんな感覚があったのか!!
田口さやか
今思えば当たり前の事なのですが、
その驚愕の事実を知った瞬間、
発信する事に大きな可能性を感じ、
ワクワクしたのを覚えています。
喜ばせるのに遠慮はいらない
多くのハンドメイド作家さんとお話する中で、
インターネット発信に対する恐怖や抵抗感を持ったまま
それに無理矢理フタをして頑張ろうとして、
結局うまくいかない・・・ というケースを沢山目にしてきました。
そういう事もあって私のオンライン講座の中では、
『インターネットは、人を喜ばせる場所』
という感覚をまずインストールしてもらうための講座も作っているくらいなのですが、
いずれにしても、
ネット発信・ネット販売の過剰な恐怖やいらない思い込みを減らす事ができたら、
もっとスムーズに、販売の可能性を広げていけるように思います。
『インターネットは、人を喜ばせる場所』だとすると、
人を喜ばせる事に、何も遠慮する事はないと思うのです。
どう思われるか?より、どうしたいか
ネット発信を活用してから、
私自身、ネット販売・ネット発信から生み出せた変化というのは
非常に大きいものでした。
国内外のネットショップでの商品販売件数は1万6000件を超え、
ネット販売のセミナー、コンサル、オンライン講座の開催なども
全てインターネットの恩恵を受けながら作ってこれたものです。
そしてもう一つ、
ネット発信で得られたものがあります。
それは、
自分が応援したい・一緒に進んでいきたい
と思えるような方々に出会えた事。
これが、人生レベルで考えても、
非常に大きな恩恵だったように感じています。
最初は”自分の”商品やサービスを売ろうと、一人で発信を始めたわけですが、
いろんな形を経て、現在はこのようなブログ発信を通じて、
私の発信に共感してくれたり、”もっと深く知りたい”と言ってくれる人と出会い、
仕事の中でその方々の活動に関わらせて頂けているという事は、
自分が培ってきたものを価値として受け取ってくれる人がいるという事でもあり、
同時に自分が成長する機会を与えてもらっている事でもあります。
もちろん仕事をする上ではつまずいたり悩んだり、うまくいかない事も多々ありますが、
活動をする中で、ふと感じるのは、
何にも変えがたい”人との繋がり” から来る、幸せのような感情です。
気がつけば、”自分の”商品(ハンコ)を売る事以上に
この作家さんの商品が、どうやったら気持ちよくお客さんに届くだろう?とか
どうやって価値を伝えられるだろうか?とか、
そんな事にワクワクしながら時間と労力をかけるようになっている自分がいました。
ネット発信から得られるもの。
それは、私が当初イメージしていた無機質で冷たい情報のやり取りでは全くなく、
遠くにいながらにしても、少なからず心を交わす事のできる人たちとの
血の通った繋がりのように感じています。
これは、商品の販売もコンサルや講座といったサービス提供でも
全く同じでした。
私の発信の量、発信の規模は決して大きくないですが、
これからも、このブログやオンライン講座・セミナーなどを通して
たくさんの”仲間”と言える人と出会い、共に成長して行きたいですし、
そして同時に、ネット発信を通じて仲間(お客さん)と一体感を味わえる楽しさを、
ご縁のある多くの作家さんに味わってもらうお手伝いができたら最高だなと思っています。
なんだか自分の決意表明みたいになってしまいましたが、
ネット発信の魅力について、何か感じて頂けたら幸いです。
最後までお読みいただき有り難うございました。
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赤裸々なストーリーはこちらで書いています♪
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