自分のハンドメイド作家としての価値をあげるには?【差別化するとっておきの方法】

 

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田口 さやか
脱サラ女子として2015年に個人販売で起業。 インターネットを活用しのべ4万人以上の国内外のお客様に 商品を販売してきた販売実績を生かして 同じようにハンドメイドでビジネスをしていく方々を応援しています。 ご受講者様累計600名以上。 現在もネット販売のためのオンライン講座『売れるネットショップを構築するUSK講座』、海外・国内のネット販売セミナー・個人コンサルを実施中です。

こんにちは。田口さやかです。

最近は個人で作品販売をする方もどんどん増えてきましたよね。

ハンドメイド販売も、何か作品だけではなくて
食べ物を販売したりスキルを販売する事もできる様になってきました。

そこで今回は
『価値のあるハンドメイド作家』になるには?

ということについて書いてみようと思います。

私はminneやCreemaでこれまで2万件以上のお客様に作品を販売してきましたが、
作家やショップが、自分の価値をしっかり分かっているかどうかってとても大事なことだと思いますし
同時に、注文数を増やしていく上でもとても大切な部分だと感じています。

もし、

・自分の作品販売に自信が持てない
・同じ様な作品を作っている作家さんがいるから、自分は無意味なんじゃないか
・ハンドメイド販売をしたいけど、売れる気がしない・・

そんな気持ちで二の足を踏んでいる方がいましたら、
何か参考になれば嬉しいです。

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『自分の価値を感じるとっておきの方法』

以前、薬剤師として勤めている時とか学生時代とか、

私はよく「価値のある人間になりたい(ならなきゃ生きてる価値がない)」と言う思いがとても強くて、
それを達成するために必死に勉強をしたり仕事のスキルをあげようとしていたことを、星をみながら思い出していました。

「価値のある人」になりたいという言葉の裏には、

”今の私には価値がないから”
という前提があるのですが、

そこから数年経ってようやく、『自分の価値を感じるとっておきの方法』が見えてきた様に思います。

結論から言ってしまうと、それは

『自分の持っているものを人に分けたり出したり渡したり教えたりすることです。』

これは私の場合だけかもしれないですが、
”価値のある人になりたい”ともがいて願っていた時というのは

”自分が”何か得なきゃと思っていたり、
“自分が”秀でていなきゃと知識を蓄えたりして、

そんな形で、自分自身が何か特別にならなきゃいといけないと思っていたところがありました。

正直、
真逆のことをしていたな〜と思うのです。

例えていうなら、
栄養失調で苦しむ人をよそに、バクバク食べて栄養を過剰に摂って一人で太っている様な状態です。

自分がそうやってまん丸くふくよかになることが”自分に価値をつけること”だと思っていたのですが、

本当は

自分が摂った養分を、誰か必要としている人に分けてあげた時に初めて、『価値』に還元されるのだなと、
後になってからようやく気がついた始末です。

自分が特別になるんじゃなくて、誰かを特別にしたり
輝かせることで、そこで初めて”価値”として受け取ってもらえる 
というようなイメージです。

どこか、人より優れたいとか、誰かより価値を持ちたいと思えば思うほどに
努力の方向性が自分自身へのベクトリとなり、自分を太らせ、鎧を着せる様な武器を持たせる様な形になっていき、
私の場合は資格を持たなきゃとかスキルをあげなきゃとか思って頑張ってみるのだけれど、

肝心の自分自身は・・・

スキルはすごいけど、自分自身はちっともすごくない
どこまで勉強しても自分を認められない
知識があるはずなのに、なぜか人に求められない

みたいな残念なループがありました。

そんな落とし穴と、そこから抜け出す方法に少しずつ気がついてからは、

自分がこれまでに蓄えてきた養分(知識や知恵)をどんな形かで必要としている人たちに渡す機会を作っていて、今はそういう活動(っていうか仕事)が出来ることに、心からの喜びを感じています。

特にコンサルとかは最高級に幸せな時間です。

自分の価値を感じる時というのは、
何かを得ている時じゃなくて、何かを出している時なんだ。

これは、私の中でかなり大きな発見というか、大切に思っていることなのですが

視野が狭くなってしまうとそんな余裕がなくなってしまうからこそ、
インプットしたものや得た知識は、どんな形かでアウトプットし、還元・循環させることに意味があるのだと習慣化させたいなと思います。

出したら減る の社会はもう終わり。

少し前までの世の中というのは、どこか殺伐としているところがあって、
それこそ、自分の知識や得てきたものを人に簡単に教えたり渡したりすることは自分の価値を下げてしまうのではないか・・ 

という感覚が多くの人の土台になっていた様に思います。

ハンドメイドで言うなら、

・この作品の作り方を教えてしまったら自分から買う人がいなくなっちゃうんじゃないか
・みんな簡単に作れてしまって、自分の商品が売れなくなってしまうんじゃないか
・これを販売したら、誰かに真似されてしまうんじゃないか

作家さん

こんな風に、何かを取られることを過剰に恐れて
その恐怖があるからこそ本領を発揮できないと言う様な葛藤を感じたことがある方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。

けれど、今過ごしていてとても感じるのは

”あげたら減る” の社会はもう終わり

だと言うことです。

もっと言えば、”あげたら減るどころか逆に増える”
これが正解だと思いますし、
実際、こういう仕組みがじゃんじゃん成り立っている様にも思うのです。

例えば先日、コンサルさせて頂いているハンドメイド作家さんが初めてレッスンを募集して、9万円近い金額を得られたのですが、これもこの方が
”知識やスキルを渡す”と言うことを、本気で思い切りやりまくった結果として生じたものです。

この方を近くで応援させていただきながら、改めて、

自分が得ること よりも、渡すこと あるいは、渡す場所をしっかりと整えておくことが、
「価値」を発生させる時の条件なのかもしれないなと思いました。

言葉でいうほど簡単なことではないけれど、

”あげたら減る”の社会はもう終わりだという言葉を行動の勇気に変えて、
やってみたいことを思い切りやれる生き方をしていけたらいいですね。ハート

もう、存分に喜ばれることをしまくったら、
自分豊かになれるということ。

これってものすごく豊かですよね。

自分のスキルや才能、これまで培ってきた知恵や能力を、
頑張って隠したり守ったりするする必要はもうありません。

渡してしまうほどに、不思議とあなたの価値や豊かさが増大していくのです。

価値を渡せる自分でいること

誰かに恩恵を渡せる人間であること。

これこそが自分に価値を持つということだとしたら、
これまで経験してきたことをどんどん価値に変えてアウトプットして、人に渡していくこと。

そうやってフットワーク軽く生きていくことが、
価値のある人間として充足感を感じながら生きていけることなのかもしれません。

私も、そんな風に生きていけたらいいなぁと思います。

今日は、
”自分が得ること” よりも”提供する中”に、本当の豊さがあるのだと
物思いにふけっていたことをシェアしてみました。

きっとあなたも、

ものづくりのスキルや素敵な作品など、提供できる価値がたくさんお持ちだと思います。

ぜひ、あなたが持っている価値をどうやったら多くの方に渡せるだろうか?
と思いを巡らせながら、たくさんの至福の時間を楽しんでください。

P.S

田口さやかのメールマガジンでは、ハンドメイド販売のコツと考え方をシェアしています。
私のショップが軌道に乗るまでのストーリーとともに、ブログでは書いていない濃い内容をお届けしていきますのでご興味のある方はぜひ無料登録してみてくださいね♪

それではまた更新していきます♪

田口さやか

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田口 さやか
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